さらば、愛しき日々よ
多摩の桜は一分咲きでした。





最後の飲みもやっぱりいつも通りで、僕は何も考えずに脳内から溢れ出る妄想を垂れ流した。

思えばここまで素の自分自身を曝け出すことが出来たのはこの場所が初めてだったかもしれない。
大学入学以前も数人間の小さなコミュニティとして「自分」を出す関係と言うのは幸運なことに持ちえていたけど。
だけどこんなにたくさんの人たちの中で僕が僕で良い、勿論人間としての全肯定と言うシロモノではなく、
ただあるがままの自分としてここに居ても良いよって言ってくれて、そこで僕の言うこと、する行動にリアクションを
取ってくれたみんなに出逢えたこと、そんなみんなと人生の一番自由な時間を馬鹿な事をして過ごせたこと。

それが僕の大学生活の本質であり、この4年間での最大の収穫だったと今、改めて思う。
この僕とみんなとの関係性、相互の繋がり、月並みな言葉だけど柵ってやつを僕は愛おしく思う。

ああそうか。僕はSF研とここにいるみんなに恋をしていたんだ。
今日まで本当にありがとう。そしてこれからもどうかよろしく。
この幼稚な気持ちが、どうか永遠でありますように。

ありがとう。

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